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2008年12月15日 (月)

「オッス!オラ悟空」って英語で何?

ハリウッド実写映画『ドラゴンボール』の予告動画が公開されてますが、
なんていうかまあ・・・想像以上に別モノですね

漫画大国の国民だからなのか解りませんが、漫画やアニメが実写映像化される場合、日本では多くの人が、まずいかに忠実に原作のイメージを再現できるか、というところに重きをおきますよね。
ハリウッドの持つ技術と予算なら、原作そのままの世界を実写でスクリーンに映せるのでは・・・という期待をかける人も少なくなかったんじゃないかと思いますが、実写『DB』はやっぱり大幅にアレンジされたもののよう。
それが良いか悪いかは好き々々と作品の出来によりけりですが、映像化されるってことは原作にそれだけ魅力があるってことで、その時点でそれ以上は無い完成品とも言えるワケで、全ての原作ファンを満足させられる映像を作るというのはまず不可能だとすれば、絶対に原作を越えられないことが解っていてムービーにすること自体に意味が無いように思えてこなくもない。

だけど、どうでしょう。
全ての作家さんがそうではないかもですが、漫画にしろ小説にしろ、物語を作る人の多くは、自分のキャラクターが生きて動いて物語を紡いでいるのを想像しながら書いているんじゃないでしょうか。
だとすれば、物語を作る究極の目標点はやっぱり映像、それも実写だということに。
ゆえに、たとえ越えられずとも、「原作を忠実に再現」は目指すところの一つであって欲しいものです。
ハリウッド版『DB』がそうはならないことはなんとなく想像してましたが(笑)。

観ればそれなりに面白いんでしょうけどね。たぶん。
でもあんまり観たいと思えなくなっちゃった(^_^;)。
(コレよか実写『ヤッターマン』の方が俄然興味あるなあ・笑)

あと、大事だと思うのは雰囲気ですよね。
設定や筋立てが大きく変わっていても、ムードとかニオイのようなものが再現できていれば、充分その作品の世界の一員になれるものだと思います。
逆に、ビジュアルもそう悪くないし、ストーリーもほぼ原作に沿っているのに、どうにもこうにも・・・という作品もありますよね。
ちょっとした台詞の解釈ひとつで、原作のテーマにそぐわないものになってしまったり。


それにしても、もちろん全編観たワケじゃないんでまだ解んないですケド、『DB』、天下の大ハリウッド様なのに、なんとなくアニメよりスケールが小さくなっているように感じます(^_^;)。

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