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2009年5月 5日 (火)

観劇終了

4/28に『三文オペラ』、2度目の観劇をして参りました。
ワタシ的には、前回に比べて、だいぶ色々なことが“腑に落ちた”カンジです。
作品のメッセージを自分なりに理解できた気がします。
やっぱり一度じゃ解らないのだろうか
・・・とは言っても、リピートするには厳しい金額ですよね(苦笑)
S席で2回観るのも結構悩んで決めたですよ。チケット申し込み、退院直後だったし(^_^;)

一度目に観た時は、いつもの閣下の延長上に役があったように感じたけど、
二度目でちょっと印象変わりました。役との一体感がより深くなったような。
今までの演劇への出演では、悪でも善でも、どうしてもややファンタジー色の強い
役柄が(容姿の事情で・笑)ほとんどだったと思うんですが、
今回は、社会の最下層で生きる人々を牛耳る、したたかで泥臭い生命力に溢れた、
「King of 底辺」ピーチャム社長として舞台上に存在されてたな~と。
席が下手前方ブロック通路側だったんで、なかなか美味しい思いを
させて頂きましたv(^_^)v どういう顔してたらいいのか若干困りましたが(笑)。

閣下以外のキャストさんでは、秋山菜津子さんが特に印象に残りました。
歌もお芝居も素敵だったな~。
米良さんの幕間のトークがまたナイスでした
三上さんは、鬼気迫る迫力ある演技なんですが、逆にこの方ならこれくらいは
なさるだろうという、変な想定の範囲内で驚かなかったりして
三上さんと言えば、久々に『孔雀王』が観たくなった(懐)
昔ビデオがあったと思うんだけど、処分しちゃったかしら・・・;;
・・・自分の中での三上さんの代表作がソレってどーなのよ(笑;)

招待席(?)には中村勘三郎さんや蜷川幸雄さんのお姿も。
白井晃さんもいらしてたなー。
 (余談ですが、自分この方のお名前、ずっと「しらい こう」さんだと思ってました;。
 何かで見てか聞いてか、「あ、“あきら”じゃなくて“こう”なんだ」と思って。
 何かのメディアで間違って読んだのを信じてたのかなあ;;)


その蜷川氏も白井氏も演出されている『三文オペラ』、名作の誉れ高い(らしい)
この戯曲の、初めての観劇体験が今回の宮本氏の演出というのはどうなんだろう?;
とも思いましたが(^_^;)、どうも演出家ごとにかなり違って幅のあるお芝居らしく、
どれが基準というのもなさそうなので、ま、いいのかな、と。
だいたい『ハムレット』だって『ロックオペラ ハムレット』しか観たことないじゃん(笑)

大阪公演の成功もお祈りいたします(^人^)

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