劇場版『W』と『護星者』
『天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー』
『劇場版 仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』
観て参りました。
昨年の『シンケンジャー銀幕版』の時は、かなり足をのばさないと観られなかった3D。
今回はいつも利用するシネコンでも上映あり。
3D作品の状況は1年で随分進んで、もはや珍しいものでも無くなった感も。
実際の画も、「飛び出してる(あるいは引っ込んでる)スゲー」という感心よりも、
なんかもう表現方法の一つ、みたいになってるようにも思いました。
(言い換えれば3Dであることそのものにはそんなに感動しなくなった^_^;)
『ゴセイジャー』は、久々に、ゲストの姫系ヒロインがいて、レッドが男前、という、
王道的な戦隊映画(といっても『ガオ』からの10年の話ですが)を観たというカンジ。
戦隊映画では、レッドがどれだけカッコ良く見えるか、というのが最重要ポイントだと
個人的には思ってまして、アラタの柔らかいけど強い、丈夫なゴムボールみたいな
男前っぷりは、時間的に短い中にも出ていて良かったです。
アクションは、スーツアクターさん達の身体能力の高さに改めて感心。
怪人の皆さん着ぐるみでソレやりますか!!!(@□@) みたいな。
竹内さん(レッド)のトリッキーな身のこなしも素晴らしかったですねー。
福沢さんのレッドとはまた全然違う味わいがあります。
あ、巨大戦(市街戦)は3Dならではの奥行感が生かされてて画的に
面白かったですね。
変身シーンとか、小さい子にも解りやすい3Dの見せ方でしたね。
アクションといえば、『W』の方はこれまた迫力、スピード感充分、且つスタイリッシュで
非常に見応えのあるものでしたけど、シンプルで色調も明るい戦隊の方が、個々の
スーツアクターさんのやってることのスゴさが解り易く、画面構成が複雑なライダーは、
実は個々でスゴイことやってるんだけど、アクションのトータル的なカッコ良さに
それは溶け込んでるカンジ。
良し悪しじゃなくてそれぞれの味で、今回はその違いがよく解りました。
で、『W』。
これもまた久々に・・・という話になりますが、久々にTV本編に面白さで負けず、
納得のいく出来の映画だったんではないかと。
ライダー映画は毎度楽しめてはいるんですが、やっぱ本筋(TV)の方が面白いなー
と思うことが殆どで、TV本編と並べても遜色なく面白かったのって『555』くらい
だったんですよね。
TVの放送サイクルがずらされて、本編が終盤にかかる時期の公開ということも
あってか、また『W』という作品自体の特性か、『W』を象徴する全てのキーワード
(たぶんほぼ「全て」っぽいということで、多少漏れてるかもしれませんが^_^;)
が自然に盛り込まれていて、TV本編と乖離することなく、映画としても面白かった。
TVの『W』を観てきた人が、納得できる映画だったんじゃないでしょうか。
(園咲ファミリーは良いトコ無しでしたけどね^_^;)
そんな重要なキーワードの一つが「街」だったせいか、ラストはなんか
ウルトラシリーズの最終回か映画みたいになってはいましたけど。
ゲストの配役も、話題作り先行でこの人話に必要?みたいな人がいなくて、
皆さん良い仕事されてましたねー。
個人的には八代みなせさん演じるNEVERの女テロリストは特に印象に残りました。
(翔太郎くんの女性の扱いの下手さ加減も交えつつ・笑)
ボウケンシルバー出合さんの芦原は想像以上に台詞少なかった(笑)。たぶん2つだけ。
あと、「♪タ、ト、バ、タトバ タ、ト、バ」が耳に残って・・・・・(^▽^;)
ところで、そこの劇場の3Dメガネがちょっと重いタイプで、私は自前のメガネの上から
かける形になるんですが、支える鼻の高さが足りないのか、すぐに落ちてきてしまって
非常に掛け辛かったです
ずっと片手で3Dメガネを支えていなければならなくて、腕が疲れました
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