« 2010年8月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年1月

2011年1月26日 (水)

『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』

ネタバレ多数。感想・・・のようなもの。



劇場公開3作目、瓢箪から駒な恒例化2シーズン目。
何かと「心得て」作られてて、まあ大きく外すことはまずない、
お気楽に楽しめるシリーズです。
自分の好きなキャラの活躍度とか、新旧の絡み方の好き々々とか、
気になるのはそんなところぐらいなんじゃないでしょか。

ただ今回は、『シンケンジャー』がここ数年の戦隊ではちょっと飛びぬけて
人気作だったんで、『シンケンジャー』ファン・・・というか、殿・松坂桃李くんファンは
少々物足りなく感じるかもですね。
家臣全員と再会する間もなく敵の手に落ちて、長時間無意識(外道シンケンレッド)
状態だったし、後輩レッドのアラタとの絡みも多い方ではなかったし。
でもVSって基本現役戦隊・現役レッドが主役(あ、尤も劇場にかかるようになる前は
「現役」って言っても世に出るのは番組終わってからだったか)
なんで、ああいうもの。
(憶測ですが、松坂さんのスケジュールの関係もあったかも?)

私も『シンケンジャー』には嵌ったし、殿も大好きですけど、アラタも好きだし、
戦隊ファン、レッド好きとして、先輩戦隊、先輩レッドとの対比によって
現役のアラタの魅力が強く押し出されてたのは良かったと思いました。
「VS」はいつもそうですけどね。

いつもそうと言えば、両戦隊が一旦反目する展開を作るのに、多少強引なというか、
若干不自然な部分があったりするのもそうだったりしますよね(^_^;)。
あれだけ成長してたハズの先輩戦隊が、妙に大人気なくもめたり。
今回は、レッド同士がまずケンカにならない2人だったので、流ノ介と千明が
その役回りでした。

(当たり前ですが)レッド同士がどういうタイプかでストーリーが決まってくるワケで、
やっぱりそこが面白い。
どっちかのレッドが直情型だとケンカさせやすいけど、両方違うとそういう話にならない。
丈瑠は無愛想ぶりと遠慮会釈ない物言いで人を怒らせることはあっても、
自分からつっかかることはないし(ヤなヤツだな(笑))、アラタは何を言われても
暖簾に腕押しぬかに釘。
ケンカにならない2人と言えば、ボウケンレッド・チーフとゲキレッド・ジャンも、
オトナなチーフと元気者だけど性格が穏やかなジャンとで反目しそうになく、
チーフが悪側に寝返ったフリをするという形での対決でしたね。
今回も片方敵に操られてのレッド同士の対決ってことで、似たパターンですね。

そんなレッド同士の立ち位置から動いていくストーリー。
いつもながらの趣向を凝らしたメンバー同士の絡みも楽しく、
薫姫のイイところも見られたし(でも丈瑠が照れながら「母上」って呼ぶのとかも
見たかったなあ)、アクションのコラボも面白く・・・だけどもうちょっと観たい、
こういうところも見たかった、っていう、「ちょい足りない感」(なにしろ先輩戦隊は
これで本当に見納め)が残るのもまた「VS」の常だったりします。


そんなカンジで本筋を楽しみつつ、思いのほか心を射抜かれたのが
次期戦隊ゴーカイジャー登場のシーン。
前回のゴセイジャーの時は、ホントに顔見世程度、祭に軽く花を添えました、
くらいの印象でしたが、今回はより新戦隊への興味と期待値をそそるシーンに
進化したという感じ。・・・・・また引っ張るのが上手くなったなと。(^_^;)

・・・・・しかし、そのゴーカイジャーのデビュー戦で、遂にシタリさんが三途の川の
向こうへ渡ることになっちゃったのはショックだったなー。
ああこれで本当にシンケンジャーは終わったんだと。
なんとなく、シタリさんが生き残ってれば、また侍たちにも会えるんじゃないか、
みたいなそんな気が・・・妄想が(笑)、ありましたからね~。



エンディング後、5月公開の、戦隊35作記念作品の予告が入るかな、
と思ったら無かった。
ライダーだったら絶対入れてくるところでしょうけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月 9日 (日)

銀英伝とCRJ

1月9日のおでかけちゃん。お芝居とLiveをハシゴしました。

舞台『銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国編』/青山劇場

『CLASSIC ROCK JAM 2011 NEW YEAR'S EDITION』/ゆうぽうとホール



『銀英伝』は松坂桃李さん初の本格的舞台出演、それも主演ということで、
全く知ったその時の勢いで、思わずチケット取ってしまった次第。

昔々(それはもう大昔^_^;)、友人に薦められて原作を読みかけたものの、
なんかこう、お貴族様な雰囲気がやっぱりシュミに合わなさそうと思ったのと、
元々集中力が無く、本を読むのが異様に遅いので、込み入った戦争の話が
サクサク読み進められなさそうだということで、数ページで脱落。
アニメ版も観たことありませんでした。

それでもまあ、帝国軍と同盟軍が宇宙戦争してて、帝国のラインハルトと
同盟のヤン・ウェンリーというのが宿敵で、ラインハルトと副官のキルヒアイスには
なにやら深い絆があって・・・という基礎の基礎程度は知っていた、というところ。

また、今舞台では、共演に堀川りょうさんや吉田友一さん、村上幸平さんといった
お名前があり、共同脚本・演出プランで堀江慶さんが参加されてると知って、
そのあたりも楽しみとなっておりました。

それと、事前に公開されていた出演者のビジュアルが、えらく良く出来ててビックリ。

こちら劇場エントランス大柱↓
V9030177a_2 V9030176a_2


さて舞台の中身ですが・・・・・以下、若干ネタバレあり。


宇宙戦艦の大艦隊戦やら何やらというスケールの物事は、
コロスの皆さんがダンス等で表現。
それ以外は基本ストレートプレイのお芝居です。
ミュージカルだったらとーり君のキャスティングはなかったな・・・

ラインハルトの軍での台頭から帝国の内戦、そしてキルヒアイスの・・・
というところまでが描かれ、同盟軍、およびヤン・ウェンリーは名前のみの登場。


ぶっちゃけ、キャストの中で桃李くんがとび抜けてJapanese radishなんですが、
主役ってそういうのもアリなんだろうなと思いました。
演技が上手くても、主役的オーラ、存在感がなければ主役にはなれない。
なみいる実力派の演者さんが脇を固める中では、逆に少々下手っぴなくらいの
方が存在感が増すというか、中途半端な器用さでは却って埋もれてしまう。
芝居の固さ、動作自体の固さ(時々調子の悪いオモチャみたいなヘンな動きをする・・・
ようにワタシには見えるんですが^_^;)
など、時折目につくものの、主演の気負いが
ひしひしと伝わってくる分、いくさの天才でありながら、キルヒアイスとの間に
溝が出来始めると、キルヒアイスが傍にいたことで保っていた人としての
バランスを次第に崩してゆき、自分の取り返しのつかない行いに苦悩し、
大いなる野望への前進とは裏腹に、大切なものを失くしていく、という、
ラインハルトの人間としての不器用さ、痛々しさとシンクロするものもあり、
ラインハルトに感情移入して観ることができ、一観客の素人目ではありますが、
ちゃんと主役のお仕事をされていたのではと思いました。

今回は「銀河帝国編」の副題の通り、帝国軍側のみで展開されるお話で、
双璧の主役たるヤン・ウェンリーはその名のみで存在感を現し、
また6月には帝国軍の人物による外伝が舞台化されるなど、続編上演の
可能性も充分に考えられるところで、やはりヤン・ウェンリーが舞台上に
現れた時が、松坂ラインハルトの真価が問われる時ではないでしょうか。

あ、あと、やっぱり声が良いのでそこはサマになってましたね。


その他の役者さんでは、・・・皆さん達者な方ばかりなんですが、やはり
絶大な存在感で圧倒していたのは、皇帝フリードリヒ役の長谷川初範さん。
人物像に深みを与える静かながら圧巻の演技でした。

堀川りょうさんはラインハルトの父・セバスティアン役。
のんだくれのみじめな下級貴族を味わい深く演じられ、OVAでは声優として
ラインハルトの声を担当された(そういえばチラっと見たことはある)ということで、
そのあたりはちょっと興味深くもありました。

ジェームス小野田さんは、台詞は多くないものの、ずっと舞台上にいたような
印象だったのは、やっぱり目立つからでしょうか(^_^;)。
その忠臣を演じたのが村上幸平さん。今回ちょっと良い人の役。(どうも悪役顔、
ってイメージが消えないもので)

美味しかったのは、ラインハルトの部下の一人、ビッテンフェルトを演じた
吉田友一さん。
笑う場面はほとんど無い、ほぼシリアス一辺倒のお芝居の中で、ただ一人
笑いを誘う役どころを担当してばっちり目立ってましたねー。(^-^)b

ラインハルトの姉・アンネローゼ役の白羽ゆりさんは、流石元宝塚娘役トップ、
演技も存在感も間違いなく、また非常に美しくて、ウットリ見ていたという感じ。
で、もう一人の女性キャラ・ヒルデガルドは、聡明で男勝りなきりりとした役で、
AAAの宇野実彩子嬢が魅力的に演じられてました。トリプルエー侮り難し。
主要人物で女性は2人しか登場しないので、個性的なヒルダは美味しい役ですね。


・・・・・と、お名前と顔を知っている役者さんについては意識して見られましたが、
とにかく登場人物が多いうえに、おすかー・ふぉん・ろいえんたーるだの、
ぱうる・ふぉん・おーべるしゅたいんだの、うぃりばると・よあひむ・ふぉん・めるかっつ
だの、みんな名前長ぇーしカタカナだしで、覚えにくいったらありゃしない(^_^;)。

日本人って言葉をビジュアルとして認識する傾向があるとか聞いたことが・・・
漢字の文化だからですかね。
カタカナだと音だけだから、脳内に絵として浮かばないんですよね。
・・・・・という年寄りの言い訳w。


以上、原作読んでない人の感想でした。



************************


CRJは、今回は閣下、CRJにおけるお仕事的にややセーブ気味?
いつも通りにというか、いつにも増してフラストレーションばっちり溜めて
帰ってきました。はいー?(^_^;)

CRJはだいたい毎度、閣下を見て、観足りなくて、閣下欠乏症発症。
それが次の機会への渇望・活力になるんで、それはそれでOK。

でも今回は珍しく席が良かったんで、石川さんのお顔もプレイも良く見えたし、
アンコールでの、恒例・閣下のビール配りもじっくり堪能できました。
(ソロ弾いてる人そっちのけで閣下見てました。スイマセン;;)

上手寄りの席で、いつも上手側で弾く森正樹さんが良く見られると思い込んでたら、
今回は森さん下手側だったのがちょっと残念だったかなー。
あと、CANTAチームが不参加だったんで、CANTA行かない私はとうぶん
ルークさんは見られません。それも残念。
ルークさん大好きです。歌以外の全てが(爆)。越え難い壁がそこにある(^_^;)。

恵子姐さん素敵だったー。アンコールのウサ耳姿は思わず真っ先に
「カワイー!」言うてしまった
(●回目の)年女であのプロポーションは奇跡だ。(歌は言うまでもない)
あと初登場の小野正利さん素晴らしかったデス。
ガルネリウスは好みかもしれないなあ。


*************************


サクっと書くつもりがそこそこ長文になってしまった;
・・・っていつもそんなカンジですが。

最後に『銀英伝』ロビー花さんたち。

V9030170a V9030171a
V9030172a V9030174a_2
シンケンメンズと東映様。


V9030175a
あら、色男さんから。



・・・・・あ、そうそう。

『銀英伝』で、桃李くんが何度も「閣下」「閣下」呼ばれるの図に、うっすらと
ニヤつきが止まりませんでした。w

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月 5日 (水)

ウルトラ映画

『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国』

を観てきました。


以下、ネタバレ多数ありで感想。


前年の『大怪獣バトル~』でデビューのウルトラマンゼロが、
正式に主役に昇格・・・というんでしょうか。
(その前に外伝DVDはありますが)

前作は『大怪獣バトル』x『ウルトラマン』、今作は『ウルトラマン』x円谷ヒーローズ・・・
と、てんこ盛り感は同様ですが、地球や光の国とは別の宇宙が舞台だったり、
宇宙戦争的な部分であったりと、話のスケールが広大になった分、
怪獣さんの活躍の場ではなくなっていて、その辺も従来のウルトラマン作品とは
雰囲気が違うところかも。
ま、最後は結局「ウルトラマン対“怪獣”」になるんですが。(^_^;)

『大怪獣バトル~』では個人的にウルトラマンダイナ/アスカ・シンの帰還(地球に、
ではないですが)という大、大、大イベント(笑)があったので、それが最大の
楽しみだったんですけど、今回は楽しみにしてる特別な部分というのが無く、
フラットな気分というか、惰性というか(^^;)で観にいったんですが、
まずまず楽しめました。


世代的にはど真ん中の円谷ヒーローのオマージュキャラ。

『ジャンボーグA』はほぼ観てなかったと思います。
『ファイヤーマン』はうっすら。
『ミラーマン』は好きでした。・・・詳しい内容はよく覚えてませんが。

ジャンボット、グレンファイヤー、ミラーナイト。
豪放磊落でゼロとの絡みも派手で、インパクトの強いグレンに比べると、
お行儀の良いジャンボットとミラーナイトはどうしてもやや印象が薄い。
ナイトはクール、ジャンボットは実直、という感じなんでしょうけど、どっちも
品行方正なところは共通してるので、ややキャラが被っちゃってるんですね。
着ぐるみ好きとしては、両名の個性の出てるところをもっと見たかったです。
てんこ盛り映画だから、なかなか時間的に難しいんだと思うけど。

チーム「ウルティメイトゼロ」誕生(独断でユニットにして自分の名前を冠する
ゼロ坊のいきがり方には突っ込みながらも嫌いではない。・笑)が「引き」に
なってましたけど、今度また何か(次の映画?)に出てくるなら、人間体とか
いらないから、着ぐるみのままの、彼らのキャラ押しなものが観てみたい。
(あ、ゼロ人間体のランが良くなかったってワケじゃないですよ^_^)

声優さんは・・・最近の人はあんまり知らないんで、特にコメントなし。
違和感はなかったです。

声・・・そして『ミラーマン』といえば、『ミラーマン』の鏡京太郎役の
石田信之さんが「二次元の民の声」で出演されてたのは嬉しかったなあ。
幼心の乙女心的に、京太郎って好きだったんですよね。
育ちが良さそうなカンジのルックスと、淋しげな雰囲気、それに、
あのハスキーな高音がとにかく好きでした。
鏡の戦士に相応しい、凍った冬の湖のような声。
そんなイメージは、今回の映画の「鏡の星」の風景とも重なりました。


キャラ作り、活躍の場作りが大変そうなウルティメイトゼロ(のゼロ以外)に比べて、
海賊三兄弟は出番の量の割りにインパクト残したなあ。
なんか、出てくるだけで100%というか、もう反則というか(笑)。


悪さと強さにさらに磨きをかけて降臨のベリアル陛下。
悪の美学だの、歪んだ理想だのがあるわけでない、ただもうとにかく「悪い」
っていうところは好きですね。宮迫さんの声の演技も良い。
“皇帝陛下”の、桁違いの大軍団を従えての行軍は、本気でウルトラマンが
勝てないんじゃないかと思っちゃうくらい。
・・・って、そんなに強そうなのに、数の力で押しつぶせばいいだけなのに、
なーんでか自分が怪獣化なんかして、しなきゃいいのに大将戦やって
負けちゃうんだなー。
まあヒーロー物のラスボスの王道ですね(^_^;)。


ゼロの“人間体”となるランを演じた小柳友さん。
お名前はどこかで目にしたことがあった気がしますが、トムさんのご子息とは
存じませんでした。トムさんもカッコ良いけど全然種類が違うwし。
図らずもというか、図ったのかもしれませんが、『ULTRASEVEN X』の
SEVEN X:ジン(与座 重理久さん)と、髪型や輪郭のカンジがちょっと似てる
気がしました。
ランは劇中ほとんどの時間ゼロだけの人格だったんで、ゼロに変身するラン、
というより、『タロウ』でゾフィが、なんちゃら博士(覚えてまへん)の体を
借りてる時みたいな感覚でしたね。
変身する回数に制限があるというのはちょっと新鮮でした。


ナイトレイダーの隊長と副隊長が夫婦役やっとるーと思ったらノアが出た。
『Nプロジェクト』・・・映画『ULTRAMAN』と、『ネクサス』は数字的にコケちゃって、
『ULTRAMAN2』もマボロシになっちゃったりしたけど、私はどっちも結構
好きだったんで、それらがどうやら黒歴史扱いにはされてない(よね?)ようで、
良かったなーと。


・・・・・とまあ、要素満載、出演者のトピックなんかもたくさんありましたが、
私が今回最も心を射抜かれたのは、濱田龍臣くん演じるナオのカワイさ!!!!!

「ジャン ファイト!」

・・・が、もーたまらんかったです。

かかかかかーわーいーーーー!!!!!

持って帰りたい!!

1個売ってくれ!!!


個人的には龍臣くん主演で『ジャンボット』のTVシリーズ熱望。

長々書いて一番言いたいのはソレ。w

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月 3日 (月)

今更ICBM

5ヶ月ぶりのブログ更新がこんな他力本願ですかーとは思いつつ・・・

芸能関係者さんらしき方々のblogから拾った聖飢魔II再集結MASSツアーネタ。
とっても今更ではありますが。


女優:明星真由美さん

THE冠さん

演歌歌手:水木ケイさん

よしもと芸人:橋山メイデンさん

ダンスユニット:エグスプロージョンさん

俳優:高橋光臣さん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2011年5月 »