特撮

2011年5月28日 (土)

『340プレゼンツに行ってきた』

『340 presents「宮葉祭」』/Naked Loft/5月28日(土)

読売新聞記者、日本特撮党党首・鈴木美潮さん主催のトーク&Liveイベント、
「340 presents」。
特撮番組出演俳優、特撮ソングシンガーを毎回テーマごとに迎えて催される
このイベント、いつも行ってみたい気持ちは山々なれど、なかなか足を運ぶ
ところまではいかずに、遠くでヨダレを垂らしているばかりでしたが、
このたびご縁ありまして、また最近交通の面で東京からの日帰りがし易くなった
こともあり、初めて観覧できることとなりました。

えーと、「340 presents」のレポのルールがよく解らないので、
おそらく差し支えないだろうというところだけ・・・。
(お客さんの殆どは常連の方なようなので解ってらっしゃるんでしょうけど、少数かもですが私のように
初めての者も居るんで、そこらへんのアナウンスもしておいて頂けるとありがたかったです。)

今回の主役、祭られ役の宮葉勝行氏は、20年に渡り、
スーパー戦隊シリーズにおいて「選曲」という仕事をされてる方。
イベント前半では、氏の生い立ち、特撮との出会いから現在の仕事に
至るまでのお話、後半は「選曲」というのはどういう役割を担う仕事なのかを、
また、アフレコ等でのエピソードなどが語られました。

特撮との出会い・・・ということですが、ソフビ怪獣に囲まれてご満悦な幼少の頃の
お写真といい、物心ついた時には既に怪獣大好き少年、という印象
中学高校は早実で吹奏楽部に所属。運動をしたくなくて入ったのに、中味は
全くの体育会系(ってゆーかほとんど応援団)だったという(^_^;)・・・。
音楽的素地は、この中高の頃の部活経験と、幼少から習っていたエレクトーンで
培われたということ・・・ですが、エレクトーンの経験でコード感は身に付いたものの、
ヘ音記号が苦手、という弱点も告白。

・・・えっと、これは小中高のいつのお話だったかウロ覚えなんですが(^^;)、
(確か中学生くらい?)当時既に、ウルトラマンの8ミリフィルムをかけて
ゴジラの音楽を流してみる、といった遊びをしていたとのことで、
その頃からもう今に繋がってたんですねー。
(因みにその「ウルトラマン」はジラースの回だったそうです。お約束やーんw)

大学に上がると、先輩の高寺重徳氏の誘いで、田崎竜太氏らと共に
特撮サークル「怪獣同盟」を結成。
映画を撮ったり、女の子と遊びに行ったりというサークル活動を展開。
(「女の子と・・・」は「80年代の大学のサークルってそういうものだったでしょ」
だそうです・笑)
同サークルからは塚田英明プロデューサーも出てますから、もう私にとっては
聖飢魔IIを排出したWFS(早稲田大学フォークソングクラブ)と並んで
2大・大大大感謝したい早大のサークルです~。ありがとう~~~!!!

卒業後、2年半ほどサラリーマン生活をするも、上記サークルの縁で
特撮の仕事に誘われ、現在に至る・・・という経歴。・・・なのですが、
選曲家、音響家の宮葉氏が商業特撮に初めて関わった仕事は

怪獣の中味。

・・・ってオモロ過ぎるんですがwww

特撮デビューはスーツアクターだったという(^_^;)
(知る人ぞ知る某ビデオ作品。私もタイトルだけは知ってたけど観たことはない。
当時は観たくても地方のビデオ屋さんには置いてなかったんだよなー。)

ちょっとWiki検索してみたら、これ漫画版はこのご時世じゃ完全NGでしょ、という記述が・・・(汗)

また別の某作品でも、1カットだけ、某ヒーローに入られてるそうです。
(急に合成カットが追加されたための内トラ出演とのこと)


そんなこんなの第一部。ここまでで歌も何曲か披露。
一部二部合わせて数曲(もっとだったかな)。
戦隊のOP、ED、挿入歌や懐かしい特歌など。
インドア派を自称しつつもかなりの声量があり、めっちゃノリノリでの歌唱。
ダンスまで披露しちゃう曲もあったり(!)
いや~、選曲というお仕事って守備範囲が広いんですねえ。(←?)
ご本人いわく「ジャイアンになった気分」だそうです。

早稲田の応援歌を応援団のフリ付きで、というのもありました。
(そういえば、昔デーモン閣下も何かの番組で披露されてたような・・・
何で正規の応援団員じゃなくて門前の小僧的な方のソレばかり見るんだろう?・笑)



第二部は、休憩中に客席に配られた「スーパー戦隊シリーズ 音響講座」の
レジュメを元に、白衣姿で登場した講師・宮葉先生の講義のお時間。

新番組の企画からの、音響面での打ち合わせや作業などを、
各工程の時期と共に解説。
・・・・・と、非常にざっくりまとめて言いましたが(^_^;)、えーと、満載の綿密な
お仕事の内容を解説するうち、お時間となってしまい、結局レジュメの
半分くらいしか消化されませんでした;

そんな宮葉氏の仕事を一部紹介しますと、新番組の準備として、劇伴(BGM)の
作曲家に、こういう場面で使うこういう感じの曲を編成はこんな感じで時間は
何分何秒で・・・という発注を細かく出していく、と。
戦隊は劇伴の録音は年間で2回。第一回では70曲くらいとのこと。
主題歌、挿入歌の打ち合わせ、制作等も年間の仕事に入ってきます。

そうした年間の制作作業と共に、1話1話、各話の放送のための仕事があります。
場面に合わせてBGMを付けていくというのは何となく想像できるところですが、
台詞を含めた音声全体のバランスの調整や、ノイズの除去等の、「整音」と
呼ばれる作業、アフレコでの調整や役者への指示なども。

音声のバランスというところでは、例えば高音と低音のバランスを変えることで、
遠くから聞こえてくる声にする、というような調整もできるんだとか。
(高音と低音どっちをしぼるのか忘れちゃいましたが^_^;)

このあたりで、いくつか面白いエピソードの紹介などありまして、
書いてもダイジョーブそうな(^_^;)ところだけ・・・・・

”戦隊の役者さんの多くは経験が浅いので、いっぱいいっぱいな人が多く、
台詞と一緒にブレスの音が大きく入っちゃったりするんだそうで、
そういう息づかいの音も取り除いてクリアな台詞にしていくのも「整音」の作業。

”ある「赤の人」は、予想できない変化球(アドリブ)を始終投げていて、
また体の動きも激しく、それはアフレコのマイクの前でも同じだったそう。

”エンディングがダンスの場合の撮影時の音出し等も宮葉氏のお仕事。
「マジレン」のEDでは、レッドに入っていた高岩さんが、どうしてもダンスが
ドリフっぽくなっちゃう、ということで苦労されたとか。

”同じシーンでも、どの人物の心情で見るかによってつける曲が変わるという
お話では、このイベント最大の場内大爆笑腹筋崩壊危機が・・・・・

また、主題歌、挿入歌を劇中で使用する場合、実際の映像や台詞と歌詞とを
シンクロさせるなど、単に雰囲気だけの音楽にとどまらせないこだわりの演出も。
(例:ロボのコクピットでアクセルを踏み込むカットに「アクセル踏んで」の歌詞、
キックのカットに「とび蹴り・・・」の歌詞、といった直球なものから、台詞中の
「逆手一文字・・・」と、歌詞の「逆手一文字」を合わせる台詞とのシンクロ。
(そのためにわざわざ1番と2番を部分的に入れ替えたそうです)、さらに、
映像と歌詞とを合わせることでメッセージ性を高めるような演出まで。
(↑これは「ゴセイジャー」の最終回劇中で、OPテーマが使用されたシーンに
あります。そこを意識して観るとまた泣けます。)


そんなこんなの興味深いお話から爆笑エピソード、あとちょっぴり毒まで、
戦隊シリーズ、ヒーロードラマの制作現場を、普段と違う角度から
垣間見させて頂いた、楽しい時間でありました。
映像作品における音楽の果たす役割、また、俳優、脚本家、監督といった
スターなところを、様々な役割で支える人々がいるということを
伝えるお話だったと思います。

内容中心で書きましたが、何より旧知(と思しき)宮葉氏と美潮女史が同い年と
いうこともあってか、絶妙のツッコミと、いいカンジのグダグダ感(笑)の
同級生トークが楽しく、終始大いに笑わせて頂いた次第です。


初めて観覧した「340 presents」。
特撮系イベント自体にあまり参加したことがなかったので、アウェイな感じも
多少ありましたが(やっぱり“悪魔”がホームなモンで・笑)、雰囲気も解ったし、
新宿の方なら行き易いことも解ったんで、興味のあるイベントが組まれたら
是非また行ってみたいなと思いました。(チケ取れればですが;)

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2011年1月26日 (水)

『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』

ネタバレ多数。感想・・・のようなもの。



劇場公開3作目、瓢箪から駒な恒例化2シーズン目。
何かと「心得て」作られてて、まあ大きく外すことはまずない、
お気楽に楽しめるシリーズです。
自分の好きなキャラの活躍度とか、新旧の絡み方の好き々々とか、
気になるのはそんなところぐらいなんじゃないでしょか。

ただ今回は、『シンケンジャー』がここ数年の戦隊ではちょっと飛びぬけて
人気作だったんで、『シンケンジャー』ファン・・・というか、殿・松坂桃李くんファンは
少々物足りなく感じるかもですね。
家臣全員と再会する間もなく敵の手に落ちて、長時間無意識(外道シンケンレッド)
状態だったし、後輩レッドのアラタとの絡みも多い方ではなかったし。
でもVSって基本現役戦隊・現役レッドが主役(あ、尤も劇場にかかるようになる前は
「現役」って言っても世に出るのは番組終わってからだったか)
なんで、ああいうもの。
(憶測ですが、松坂さんのスケジュールの関係もあったかも?)

私も『シンケンジャー』には嵌ったし、殿も大好きですけど、アラタも好きだし、
戦隊ファン、レッド好きとして、先輩戦隊、先輩レッドとの対比によって
現役のアラタの魅力が強く押し出されてたのは良かったと思いました。
「VS」はいつもそうですけどね。

いつもそうと言えば、両戦隊が一旦反目する展開を作るのに、多少強引なというか、
若干不自然な部分があったりするのもそうだったりしますよね(^_^;)。
あれだけ成長してたハズの先輩戦隊が、妙に大人気なくもめたり。
今回は、レッド同士がまずケンカにならない2人だったので、流ノ介と千明が
その役回りでした。

(当たり前ですが)レッド同士がどういうタイプかでストーリーが決まってくるワケで、
やっぱりそこが面白い。
どっちかのレッドが直情型だとケンカさせやすいけど、両方違うとそういう話にならない。
丈瑠は無愛想ぶりと遠慮会釈ない物言いで人を怒らせることはあっても、
自分からつっかかることはないし(ヤなヤツだな(笑))、アラタは何を言われても
暖簾に腕押しぬかに釘。
ケンカにならない2人と言えば、ボウケンレッド・チーフとゲキレッド・ジャンも、
オトナなチーフと元気者だけど性格が穏やかなジャンとで反目しそうになく、
チーフが悪側に寝返ったフリをするという形での対決でしたね。
今回も片方敵に操られてのレッド同士の対決ってことで、似たパターンですね。

そんなレッド同士の立ち位置から動いていくストーリー。
いつもながらの趣向を凝らしたメンバー同士の絡みも楽しく、
薫姫のイイところも見られたし(でも丈瑠が照れながら「母上」って呼ぶのとかも
見たかったなあ)、アクションのコラボも面白く・・・だけどもうちょっと観たい、
こういうところも見たかった、っていう、「ちょい足りない感」(なにしろ先輩戦隊は
これで本当に見納め)が残るのもまた「VS」の常だったりします。


そんなカンジで本筋を楽しみつつ、思いのほか心を射抜かれたのが
次期戦隊ゴーカイジャー登場のシーン。
前回のゴセイジャーの時は、ホントに顔見世程度、祭に軽く花を添えました、
くらいの印象でしたが、今回はより新戦隊への興味と期待値をそそるシーンに
進化したという感じ。・・・・・また引っ張るのが上手くなったなと。(^_^;)

・・・・・しかし、そのゴーカイジャーのデビュー戦で、遂にシタリさんが三途の川の
向こうへ渡ることになっちゃったのはショックだったなー。
ああこれで本当にシンケンジャーは終わったんだと。
なんとなく、シタリさんが生き残ってれば、また侍たちにも会えるんじゃないか、
みたいなそんな気が・・・妄想が(笑)、ありましたからね~。



エンディング後、5月公開の、戦隊35作記念作品の予告が入るかな、
と思ったら無かった。
ライダーだったら絶対入れてくるところでしょうけど。

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2011年1月 9日 (日)

銀英伝とCRJ

1月9日のおでかけちゃん。お芝居とLiveをハシゴしました。

舞台『銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国編』/青山劇場

『CLASSIC ROCK JAM 2011 NEW YEAR'S EDITION』/ゆうぽうとホール



『銀英伝』は松坂桃李さん初の本格的舞台出演、それも主演ということで、
全く知ったその時の勢いで、思わずチケット取ってしまった次第。

昔々(それはもう大昔^_^;)、友人に薦められて原作を読みかけたものの、
なんかこう、お貴族様な雰囲気がやっぱりシュミに合わなさそうと思ったのと、
元々集中力が無く、本を読むのが異様に遅いので、込み入った戦争の話が
サクサク読み進められなさそうだということで、数ページで脱落。
アニメ版も観たことありませんでした。

それでもまあ、帝国軍と同盟軍が宇宙戦争してて、帝国のラインハルトと
同盟のヤン・ウェンリーというのが宿敵で、ラインハルトと副官のキルヒアイスには
なにやら深い絆があって・・・という基礎の基礎程度は知っていた、というところ。

また、今舞台では、共演に堀川りょうさんや吉田友一さん、村上幸平さんといった
お名前があり、共同脚本・演出プランで堀江慶さんが参加されてると知って、
そのあたりも楽しみとなっておりました。

それと、事前に公開されていた出演者のビジュアルが、えらく良く出来ててビックリ。

こちら劇場エントランス大柱↓
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さて舞台の中身ですが・・・・・以下、若干ネタバレあり。


宇宙戦艦の大艦隊戦やら何やらというスケールの物事は、
コロスの皆さんがダンス等で表現。
それ以外は基本ストレートプレイのお芝居です。
ミュージカルだったらとーり君のキャスティングはなかったな・・・

ラインハルトの軍での台頭から帝国の内戦、そしてキルヒアイスの・・・
というところまでが描かれ、同盟軍、およびヤン・ウェンリーは名前のみの登場。


ぶっちゃけ、キャストの中で桃李くんがとび抜けてJapanese radishなんですが、
主役ってそういうのもアリなんだろうなと思いました。
演技が上手くても、主役的オーラ、存在感がなければ主役にはなれない。
なみいる実力派の演者さんが脇を固める中では、逆に少々下手っぴなくらいの
方が存在感が増すというか、中途半端な器用さでは却って埋もれてしまう。
芝居の固さ、動作自体の固さ(時々調子の悪いオモチャみたいなヘンな動きをする・・・
ようにワタシには見えるんですが^_^;)
など、時折目につくものの、主演の気負いが
ひしひしと伝わってくる分、いくさの天才でありながら、キルヒアイスとの間に
溝が出来始めると、キルヒアイスが傍にいたことで保っていた人としての
バランスを次第に崩してゆき、自分の取り返しのつかない行いに苦悩し、
大いなる野望への前進とは裏腹に、大切なものを失くしていく、という、
ラインハルトの人間としての不器用さ、痛々しさとシンクロするものもあり、
ラインハルトに感情移入して観ることができ、一観客の素人目ではありますが、
ちゃんと主役のお仕事をされていたのではと思いました。

今回は「銀河帝国編」の副題の通り、帝国軍側のみで展開されるお話で、
双璧の主役たるヤン・ウェンリーはその名のみで存在感を現し、
また6月には帝国軍の人物による外伝が舞台化されるなど、続編上演の
可能性も充分に考えられるところで、やはりヤン・ウェンリーが舞台上に
現れた時が、松坂ラインハルトの真価が問われる時ではないでしょうか。

あ、あと、やっぱり声が良いのでそこはサマになってましたね。


その他の役者さんでは、・・・皆さん達者な方ばかりなんですが、やはり
絶大な存在感で圧倒していたのは、皇帝フリードリヒ役の長谷川初範さん。
人物像に深みを与える静かながら圧巻の演技でした。

堀川りょうさんはラインハルトの父・セバスティアン役。
のんだくれのみじめな下級貴族を味わい深く演じられ、OVAでは声優として
ラインハルトの声を担当された(そういえばチラっと見たことはある)ということで、
そのあたりはちょっと興味深くもありました。

ジェームス小野田さんは、台詞は多くないものの、ずっと舞台上にいたような
印象だったのは、やっぱり目立つからでしょうか(^_^;)。
その忠臣を演じたのが村上幸平さん。今回ちょっと良い人の役。(どうも悪役顔、
ってイメージが消えないもので)

美味しかったのは、ラインハルトの部下の一人、ビッテンフェルトを演じた
吉田友一さん。
笑う場面はほとんど無い、ほぼシリアス一辺倒のお芝居の中で、ただ一人
笑いを誘う役どころを担当してばっちり目立ってましたねー。(^-^)b

ラインハルトの姉・アンネローゼ役の白羽ゆりさんは、流石元宝塚娘役トップ、
演技も存在感も間違いなく、また非常に美しくて、ウットリ見ていたという感じ。
で、もう一人の女性キャラ・ヒルデガルドは、聡明で男勝りなきりりとした役で、
AAAの宇野実彩子嬢が魅力的に演じられてました。トリプルエー侮り難し。
主要人物で女性は2人しか登場しないので、個性的なヒルダは美味しい役ですね。


・・・・・と、お名前と顔を知っている役者さんについては意識して見られましたが、
とにかく登場人物が多いうえに、おすかー・ふぉん・ろいえんたーるだの、
ぱうる・ふぉん・おーべるしゅたいんだの、うぃりばると・よあひむ・ふぉん・めるかっつ
だの、みんな名前長ぇーしカタカナだしで、覚えにくいったらありゃしない(^_^;)。

日本人って言葉をビジュアルとして認識する傾向があるとか聞いたことが・・・
漢字の文化だからですかね。
カタカナだと音だけだから、脳内に絵として浮かばないんですよね。
・・・・・という年寄りの言い訳w。


以上、原作読んでない人の感想でした。



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CRJは、今回は閣下、CRJにおけるお仕事的にややセーブ気味?
いつも通りにというか、いつにも増してフラストレーションばっちり溜めて
帰ってきました。はいー?(^_^;)

CRJはだいたい毎度、閣下を見て、観足りなくて、閣下欠乏症発症。
それが次の機会への渇望・活力になるんで、それはそれでOK。

でも今回は珍しく席が良かったんで、石川さんのお顔もプレイも良く見えたし、
アンコールでの、恒例・閣下のビール配りもじっくり堪能できました。
(ソロ弾いてる人そっちのけで閣下見てました。スイマセン;;)

上手寄りの席で、いつも上手側で弾く森正樹さんが良く見られると思い込んでたら、
今回は森さん下手側だったのがちょっと残念だったかなー。
あと、CANTAチームが不参加だったんで、CANTA行かない私はとうぶん
ルークさんは見られません。それも残念。
ルークさん大好きです。歌以外の全てが(爆)。越え難い壁がそこにある(^_^;)。

恵子姐さん素敵だったー。アンコールのウサ耳姿は思わず真っ先に
「カワイー!」言うてしまった
(●回目の)年女であのプロポーションは奇跡だ。(歌は言うまでもない)
あと初登場の小野正利さん素晴らしかったデス。
ガルネリウスは好みかもしれないなあ。


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サクっと書くつもりがそこそこ長文になってしまった;
・・・っていつもそんなカンジですが。

最後に『銀英伝』ロビー花さんたち。

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シンケンメンズと東映様。


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あら、色男さんから。



・・・・・あ、そうそう。

『銀英伝』で、桃李くんが何度も「閣下」「閣下」呼ばれるの図に、うっすらと
ニヤつきが止まりませんでした。w

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2011年1月 5日 (水)

ウルトラ映画

『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国』

を観てきました。


以下、ネタバレ多数ありで感想。


前年の『大怪獣バトル~』でデビューのウルトラマンゼロが、
正式に主役に昇格・・・というんでしょうか。
(その前に外伝DVDはありますが)

前作は『大怪獣バトル』x『ウルトラマン』、今作は『ウルトラマン』x円谷ヒーローズ・・・
と、てんこ盛り感は同様ですが、地球や光の国とは別の宇宙が舞台だったり、
宇宙戦争的な部分であったりと、話のスケールが広大になった分、
怪獣さんの活躍の場ではなくなっていて、その辺も従来のウルトラマン作品とは
雰囲気が違うところかも。
ま、最後は結局「ウルトラマン対“怪獣”」になるんですが。(^_^;)

『大怪獣バトル~』では個人的にウルトラマンダイナ/アスカ・シンの帰還(地球に、
ではないですが)という大、大、大イベント(笑)があったので、それが最大の
楽しみだったんですけど、今回は楽しみにしてる特別な部分というのが無く、
フラットな気分というか、惰性というか(^^;)で観にいったんですが、
まずまず楽しめました。


世代的にはど真ん中の円谷ヒーローのオマージュキャラ。

『ジャンボーグA』はほぼ観てなかったと思います。
『ファイヤーマン』はうっすら。
『ミラーマン』は好きでした。・・・詳しい内容はよく覚えてませんが。

ジャンボット、グレンファイヤー、ミラーナイト。
豪放磊落でゼロとの絡みも派手で、インパクトの強いグレンに比べると、
お行儀の良いジャンボットとミラーナイトはどうしてもやや印象が薄い。
ナイトはクール、ジャンボットは実直、という感じなんでしょうけど、どっちも
品行方正なところは共通してるので、ややキャラが被っちゃってるんですね。
着ぐるみ好きとしては、両名の個性の出てるところをもっと見たかったです。
てんこ盛り映画だから、なかなか時間的に難しいんだと思うけど。

チーム「ウルティメイトゼロ」誕生(独断でユニットにして自分の名前を冠する
ゼロ坊のいきがり方には突っ込みながらも嫌いではない。・笑)が「引き」に
なってましたけど、今度また何か(次の映画?)に出てくるなら、人間体とか
いらないから、着ぐるみのままの、彼らのキャラ押しなものが観てみたい。
(あ、ゼロ人間体のランが良くなかったってワケじゃないですよ^_^)

声優さんは・・・最近の人はあんまり知らないんで、特にコメントなし。
違和感はなかったです。

声・・・そして『ミラーマン』といえば、『ミラーマン』の鏡京太郎役の
石田信之さんが「二次元の民の声」で出演されてたのは嬉しかったなあ。
幼心の乙女心的に、京太郎って好きだったんですよね。
育ちが良さそうなカンジのルックスと、淋しげな雰囲気、それに、
あのハスキーな高音がとにかく好きでした。
鏡の戦士に相応しい、凍った冬の湖のような声。
そんなイメージは、今回の映画の「鏡の星」の風景とも重なりました。


キャラ作り、活躍の場作りが大変そうなウルティメイトゼロ(のゼロ以外)に比べて、
海賊三兄弟は出番の量の割りにインパクト残したなあ。
なんか、出てくるだけで100%というか、もう反則というか(笑)。


悪さと強さにさらに磨きをかけて降臨のベリアル陛下。
悪の美学だの、歪んだ理想だのがあるわけでない、ただもうとにかく「悪い」
っていうところは好きですね。宮迫さんの声の演技も良い。
“皇帝陛下”の、桁違いの大軍団を従えての行軍は、本気でウルトラマンが
勝てないんじゃないかと思っちゃうくらい。
・・・って、そんなに強そうなのに、数の力で押しつぶせばいいだけなのに、
なーんでか自分が怪獣化なんかして、しなきゃいいのに大将戦やって
負けちゃうんだなー。
まあヒーロー物のラスボスの王道ですね(^_^;)。


ゼロの“人間体”となるランを演じた小柳友さん。
お名前はどこかで目にしたことがあった気がしますが、トムさんのご子息とは
存じませんでした。トムさんもカッコ良いけど全然種類が違うwし。
図らずもというか、図ったのかもしれませんが、『ULTRASEVEN X』の
SEVEN X:ジン(与座 重理久さん)と、髪型や輪郭のカンジがちょっと似てる
気がしました。
ランは劇中ほとんどの時間ゼロだけの人格だったんで、ゼロに変身するラン、
というより、『タロウ』でゾフィが、なんちゃら博士(覚えてまへん)の体を
借りてる時みたいな感覚でしたね。
変身する回数に制限があるというのはちょっと新鮮でした。


ナイトレイダーの隊長と副隊長が夫婦役やっとるーと思ったらノアが出た。
『Nプロジェクト』・・・映画『ULTRAMAN』と、『ネクサス』は数字的にコケちゃって、
『ULTRAMAN2』もマボロシになっちゃったりしたけど、私はどっちも結構
好きだったんで、それらがどうやら黒歴史扱いにはされてない(よね?)ようで、
良かったなーと。


・・・・・とまあ、要素満載、出演者のトピックなんかもたくさんありましたが、
私が今回最も心を射抜かれたのは、濱田龍臣くん演じるナオのカワイさ!!!!!

「ジャン ファイト!」

・・・が、もーたまらんかったです。

かかかかかーわーいーーーー!!!!!

持って帰りたい!!

1個売ってくれ!!!


個人的には龍臣くん主演で『ジャンボット』のTVシリーズ熱望。

長々書いて一番言いたいのはソレ。w

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2010年8月13日 (金)

劇場版『W』と『護星者』

『天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー』
『劇場版 仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』

観て参りました。
昨年の『シンケンジャー銀幕版』の時は、かなり足をのばさないと観られなかった3D。
今回はいつも利用するシネコンでも上映あり。
3D作品の状況は1年で随分進んで、もはや珍しいものでも無くなった感も。
実際の画も、「飛び出してる(あるいは引っ込んでる)スゲー」という感心よりも、
なんかもう表現方法の一つ、みたいになってるようにも思いました。
(言い換えれば3Dであることそのものにはそんなに感動しなくなった^_^;)

『ゴセイジャー』は、久々に、ゲストの姫系ヒロインがいて、レッドが男前、という、
王道的な戦隊映画(といっても『ガオ』からの10年の話ですが)を観たというカンジ。
戦隊映画では、レッドがどれだけカッコ良く見えるか、というのが最重要ポイントだと
個人的には思ってまして、アラタの柔らかいけど強い、丈夫なゴムボールみたいな
男前っぷりは、時間的に短い中にも出ていて良かったです。

アクションは、スーツアクターさん達の身体能力の高さに改めて感心。
怪人の皆さん着ぐるみでソレやりますか!!!(@□@) みたいな。
竹内さん(レッド)のトリッキーな身のこなしも素晴らしかったですねー。
福沢さんのレッドとはまた全然違う味わいがあります。
あ、巨大戦(市街戦)は3Dならではの奥行感が生かされてて画的に
面白かったですね。
変身シーンとか、小さい子にも解りやすい3Dの見せ方でしたね。

アクションといえば、『W』の方はこれまた迫力、スピード感充分、且つスタイリッシュで
非常に見応えのあるものでしたけど、シンプルで色調も明るい戦隊の方が、個々の
スーツアクターさんのやってることのスゴさが解り易く、画面構成が複雑なライダーは、
実は個々でスゴイことやってるんだけど、アクションのトータル的なカッコ良さに
それは溶け込んでるカンジ。
良し悪しじゃなくてそれぞれの味で、今回はその違いがよく解りました。


で、『W』。
これもまた久々に・・・という話になりますが、久々にTV本編に面白さで負けず、
納得のいく出来の映画だったんではないかと。
ライダー映画は毎度楽しめてはいるんですが、やっぱ本筋(TV)の方が面白いなー
と思うことが殆どで、TV本編と並べても遜色なく面白かったのって『555』くらい
だったんですよね。
TVの放送サイクルがずらされて、本編が終盤にかかる時期の公開ということも
あってか、また『W』という作品自体の特性か、『W』を象徴する全てのキーワード
(たぶんほぼ「全て」っぽいということで、多少漏れてるかもしれませんが^_^;)
が自然に盛り込まれていて、TV本編と乖離することなく、映画としても面白かった。
TVの『W』を観てきた人が、納得できる映画だったんじゃないでしょうか。
(園咲ファミリーは良いトコ無しでしたけどね^_^;)

そんな重要なキーワードの一つが「街」だったせいか、ラストはなんか
ウルトラシリーズの最終回か映画みたいになってはいましたけど。

ゲストの配役も、話題作り先行でこの人話に必要?みたいな人がいなくて、
皆さん良い仕事されてましたねー。
個人的には八代みなせさん演じるNEVERの女テロリストは特に印象に残りました。
(翔太郎くんの女性の扱いの下手さ加減も交えつつ・笑)
ボウケンシルバー出合さんの芦原は想像以上に台詞少なかった(笑)。たぶん2つだけ。

あと、「♪タ、ト、バ、タトバ タ、ト、バ」が耳に残って・・・・・(^▽^;)


ところで、そこの劇場の3Dメガネがちょっと重いタイプで、私は自前のメガネの上から
かける形になるんですが、支える鼻の高さが足りないのか、すぐに落ちてきてしまって
非常に掛け辛かったです
ずっと片手で3Dメガネを支えていなければならなくて、腕が疲れました

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2010年7月 6日 (火)

天使の流儀

追加戦士の参加はよく初期メンバーを際立たせることになったりするものですが、
ゴセイナイトのように考え方が全く異質な着ぐるみキャラだと尚のこと顕著。
そんな中でも、epic21は、何を言われてもその時最優先ですべきと思うことをする、
戦闘に参加することが使命なんじゃない、自分たちが思う「星を護る」というのは
こういうことだと、ゆるがない信念をゴセイナイトに示すことになるお話で、
ケーキ作りのためにスーパーでタマゴを買って大急ぎのエリと、敵を追うゴセイナイト
というちぐはぐな両名が鉢合わせになるという、そのちぐはぐさ加減の中に、
すごく響くものがあって、こういうのは好きです。
ワタシ的には涙のツボを押される話でした。

それはそうと、撮影のために割られたと思しき大量のタマゴ、
あの殻の中身の行方が気になる(^_^;)
戦闘シーンで敵にぶちまけてたのは小麦粉じゃなくて片栗粉っぽかったなあ。

そして今、猛烈に生クリームが食いたい

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2010年6月28日 (月)

タンブリング

ストーリーそのものは目新しいものではなかったけど、マイナースポーツである
男子新体操の面白さと奥深さの一端を覗けて面白かった。

好きなエピソードは5話(だったかな?)。
以前から密かに想いを寄せていた木山(演:大東俊介)が入部してきて、
自分が同性愛者であることそのものにも戸惑っている水沢(演:柳下大)は、
木山への想いと、それを皆に知られれば部にいられなくなる、という不安に思い悩む。
水沢にとって、一つの恋ではあるけど、一生の問題でもあり、仲間から離れなければ、
という深い悲しみもあり、その切なさが胸に迫る、柳下さんの演技が良かった。
(因みに合同合宿の場で水沢の同性愛をバラしてしまうライバル校の部員を演じたのが
シンケンゴールド相馬圭祐さん。別の役で出る舞台版が気になる~)

メインキャストではないけど、元は主人公・航(演:山本裕典)の不良仲間で、
航たちが熱くなれるもの(新体操)を見つけて離れていったため逆恨みし、
最後まで執拗に航たちを妨害する赤羽を演じたジャスティライザー伊阪達也さんの
鋭くもどうしようもないヒールぶりもなかなか良かったです。


ところで、主人公の山本裕典さん(仮面ライダーサソード)の役名が「航(ワタル)」で、
瀬戸康史さん(仮面ライダーキバ・紅渡)演じる竹中悠太が山本さんを「ワタル!」と
幾度となく呼ぶのは、とっても妙な気分でした

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2010年6月21日 (月)

サスケと鶴姫

出演シーンは短かったですが、小川輝晃さんと広瀬仁美さんが夫婦役を演じるのを
「戦隊」で見られるとは。(感涙)
特に広瀬さんは芸能界を引退されてたので、TVに映る姿をまた拝見できたのは
非常に嬉しかったです(^-^)。
大好きだったんですよねー、鶴姫。ふっくら顔がカワイかったなあ。
広瀬さん、当時まだ13歳とかだったから、今でもまだお若いですねー。
小川さんはパパ役だったけどやっぱりなんかヒーロー顔だなあ

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2010年6月17日 (木)

戦隊VS劇場『カーレンVSオーレン』前編をようやっと観ている

浦沢脚本やっぱ面白ぇ~~~(^▽^;)
オーレッドがまるで初めて浦沢シナリオのドラマを観て呆気にとられてる
常識的な視聴者(笑)のようで可笑しい~

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2010年6月12日 (土)

アクセルのルーツ

これ、楽しみじゃないっすか~?

映画『電人ザボーガー』

オリジナルの話の筋はうろ覚え以下ですが(^_^;)、とにかく子供心にも
ザボーガーがいとおしかったと記憶してます。
古原さんと板尾さんが全然つながりませんが(笑)、どちらも好きな役者さんです。
古原くんのblogは相変わらず独特のノリに付いて行けないけど(^^;)、
人柄的にはなんか良さそうなカンジがしてヨイかなーと。

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